こんにちは。

広島県が、今年3月18日以降に三原市で発生したレジオネラ症の集団発生について情報発信しています。

詳細は下記ページをご覧ください。

【重要なお知らせ】 レジオネラ症の集団発生について (随時更新)

http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hcdc/rejionera.html

今回はその状況についてまとめたものをお届けします。

 

レジオネラ症とは

厚生労働省の公開資料によると、レジオネラ症とは・・・

  • 呼吸不全や多臓器不全をともなう進行性の肺炎を起こし、死に至ることがある
  • 通常、レジオネラ肺炎(在郷軍人病)は治療しなければ、最初の1週間で悪化する
  • 報告された症例のうち、75~80%が50歳以上、60~70%が男性

 

レジオネラ症の感染経路

どのようにしてレジオネラ症は人に感染するのでしょうか?

  • 細菌を含むエアロゾルを吸入すること

エアロゾルとは、細菌で汚染された水しぶき、噴射水、散布霧から産生される微粒子のことを指します。

レジオネラ症を起こしうるエアロゾルは、空調機の冷却塔、温水と冷水の水まわり、加湿器、ジェットバス・スパに存在する可能性があります。

人から人への直接感染はありません。

 

レジオネラ症の症状

  • 初期症状は、発熱、食欲不振、頭痛、倦怠感や無気力など
  • 一部の患者は、筋肉痛、下痢、昏迷を起こす
  • 通常、感染初期に起こす咳は軽度だが、約半数の患者は痰を伴う
  • 約3分の1の患者では、血液混じりの痰や血痰が現れる
  • 疾患の重症度には、軽度の咳から急速で致命症に至る肺炎まで幅がある
  • 呼吸不全や多臓器不全をともなう進行性の肺炎を起こすことで、死に至ることもある

 

レジオネラ症の治療

  • 非肺炎性疾患の患者は、抗生物質による治療を必要とせず、対症療法で十分
  • レジオネラ肺炎の患者には、常に、診断を検査で確認し、抗生物質で治療する必要がある
  • レジオネラ肺炎に対して、現在効果のあるワクチンはない

 

レジオネラ症の注意事項や件数

(広島県HPより)

  • 高齢者,糖尿病,慢性呼吸器疾患,悪性腫瘍,血液疾患,重喫煙者,大量飲酒者,免疫抑制剤使用者,臓器移植後,自己免疫疾患など感染防御機能が低下した患者では,肺炎を起こすリスクが高いので,特に留意が必要
  • 毎年,県内では30例程度,全国では1,600例程度が報告されている

 

県内の現状

広島県HPより引用します。

 3月18日以降,複数の医療機関から県内の保健所に対し,レジオネラ症患者発生の届出があり,調査の結果,いずれの患者も3月初旬から中旬にかけて三原市内の同一の入浴施設を利用していたことが判明しました。

3月28日,三原市は,当該施設から採取した浴槽水と患者由来のレジオネラ属菌の遺伝子パターンが一致したことが判明したため,当該施設をレジオネラ症患者発生の原因施設と特定し,営業者に対し,公衆浴場法に基づく営業停止命令を行いました。

なお,現在,当該施設は営業停止中ですが,営業自粛前(3月20日)までに当該施設を利用された方は,レジオネラ症を発症する可能性がありますので,広く注意喚起するものです。

【現在までの患者数】(4月1日16時現在)

患者数56名 (うち 入院中40名,退院10名,外来のみ5名,死亡者1名)  ※入院中の方のうち重篤者 0名

施設についての詳細はこちらの県公開資料をご覧ください。

http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/237173.pdf

 

このブログでは、レジオネラ症の情報について引き続きお届けします。